【口先ばかりの】さわかみファンド24【長期投資】
- 267 :ひかり ◆BVEsk6CQSs :2010/03/15(月) 00:00:17 ID:uQ9m8sLP0
- 1.
10周年を記念して、ファンド投資家の質疑応答を含めた総会があったそうです。
(東京地区での開催については、後日詳細を報告しますとあったので待っていると、
勝手に締め切られていたものです)
http://www.sawakami.co.jp/fund/10thAnniversaryReport.html
ここでの質疑に
>長期保有すると言いながら、組入銘柄数が減少している理由を教えてください。
>私が思っていた長期投資とは印象が異なります。(40代 男性)
というものがあり、澤上氏は、
>そこで、ごめんなさい売りを行い、一時的に銘柄数を減らしてでも現金を作って
>買いの注文を入れている。2007年8月以降、さわかみファンドの現金比率はごく僅か。
>2009年3月までに約1,450億円買った。同規模のファンドでここまで買いを入れたのは、
>世界を見渡してもさわかみファンド以外存在しない。
と回答をしたそうです。
2.
まず、フィディリティ日本成長株・マザーファンドが、純資産額4600億円(08年12月時点)に対し、
1年間で約1兆円の買付を行っています(REIT含む、07年12月から08年12月の1年間)。
そうすると、澤上氏が、「同規模のファンドでここまで買いを入れたのは、
世界を見渡してもさわかみファンド以外存在しない」と回答した以上、
ここでのさわかみファンド「買い」は、単なる銘柄入れ替えのための買付ではないと判断するのが相当ですよね。
3.
ここで、1450億円の「買い」は、単なる銘柄入れ替えの分も含んでの数字であるといって、
澤上氏の誇張を正当化しようとする意見も出てくるでしょう。
しかしそれでも、
07年8月から08年8月 買付代金742億円 売却代金321億円(08年8月決算の第9期運用報告書より)
08年8月から09年8月 買付代金715億円 売却代金541億円(09年8月決算の第10期運用報告書より)
トータルで07年8月から09年8月の間で、1457億円の買付(純粋の買いではない)となりますが、
09年4月から7月までの間に約370億円の買付がありますから、07年8月から09年3月については
多くて1090億円程度の買付しかできていないことになります。
純粋に買いを入れたわけでもなく、単なる銘柄入れ替えでの買付でさえ、
実際は1090億円の買いですから、1450億円というのは誇張した虚偽の数字であることが分かりますね。
単なる銘柄入れ替えの買いを純粋の買いであるかのように誤解させる姑息な言い方を行い、
さらに実際の買付代金でさえ、割り増しした数字を使う、
総会の場で、ファンド投資家の誰もが確認できないことをいいことに、
虚偽報告を行うとは、もし上場している株式会社なら即座に上場廃止に追い込まれるかも。
澤上氏には、所詮ファンド投資家はサラリーマンだからデタラメを言ってもバレないだろう
という魂胆が見え隠れして仕方ありません。
4.
金額の相違はさておき、暴落している中を狙って、他の市場参加者に迷惑をかけてまで
さらなるごめんなさい売りをして、どうしても買いたかった銘柄を組入れたというのなら、
1年以内でまたもや売却するという法はないでしょう。
これで長期投資ファンドと名乗るのなら、3、4年を意識した投資をする本物の長期投資家が怒りますよ。
最近の澤上氏は、デマカセばかりの発言が増え、保身に走る姿ばかりが目に映ります。
結局、彼の口から運用の反省の総括を聞くことができませんでした。
今なお、うねりのグラフを使って、あたかもさわかみファンドが高いところで売却し、
安いところで購入できたとも取れる説明を行っているとも聞きます。
ファンド投資家は大半がサラリーマンであって、法人顧客も、仲介する販売会社もないから、
説明義務もどこかに置き去りになるのでしょうね。
直販ファンドだからといって盲目的に評価されているようですが、
直販であることのメリットは供給側ばかりにあるようです。
信託報酬については、最近STAMインデックスやeMAXISといった低廉信託報酬のインデックスファンドが、
販売会社を通じて出ていますからね。需要側にはメリットは少ないんですよね。
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