有志が開発した「ラジ朗」。いち早くiPhoneでの聴取に対応したことで高い評価を受けたが、ついに公式アプリが登場することになった

 インターネットを利用してパソコンでラジオが楽しめる「radiko」を運営するIPサイマルラジオ協議会は、公式のiPhone用アプリ「radiko.jp」を開発してアップルに申請したことを発表した。ユーザーがダウンロードできる時期は未定だが、審査を通過しだい公開される見通し。聴取可能なエリアや機能など、詳細は公表されていない。

 iPhone用のアプリは、有志が制作した「ラジ朗」など複数のアプリが無償で公開されている。だが、radiko側のセキュリティー強化などにより、3G回線での接続時は聴取できないなどの制約が存在する。公式アプリが登場することで、外出先でも高品質なラジオが気軽に楽しめるようになるだろう。

(文/磯 修=日経トレンディネット)