日大　大量データ流出に含まれていたハメ撮り写真

　日本一の大マンモス校「日本大学」が大騒ぎだ。男性職員のパソコンから、ファイル交換ソフトを通じて約１万４０００人分の個人情報や内部情報が流出したのである。この中には、男性職員と愛人の“不倫旅行”とみられる写真や、人気女優の盗撮写真まで含まれているというから２度ビックリだ。

●ファイル交換ソフトの怖さがまた……

　流出したのはワードやエクセルなどのファイル。大学によると、この男性職員が２５日に業務処理のために情報データを自宅に持ち帰ってネットに接続したのが原因だ。翌２６日に大学側に情報流出を指摘する電話があり発覚した。

「流出したデータは、大学・付属病院職員の住所録、事件や無断欠勤で職員を懲戒処分した際の経緯、大学に寄せられた苦情など“極秘”扱いのデータばかり。他にも医学部研修医の飲酒運転や、裏口入学疑惑、日大系列高校での不倫や体罰問題、日大総長選の怪文書などが実名入りで記されている。今回の流出騒動に関係者は戦々恐々としているでしょう」（事情通）

　大学側はこの男性職員の素性を一切明らかにしていないが、流出データの中には職員の呆れた“性癖”も残っていた。

「２０〜３０代の愛人と不倫旅行中に撮影したとみられるハメ撮り写真が複数枚ありました。カミさんとのイチャイチャ写真も含まれています。愛人女性は浴衣の胸元から手を入れられて恍惚の表情。ア○コもバッチリ写っています」（前出の事情通）

　さらに関係者を驚かせたのが、女優の鈴木杏樹似の女性との２ショット写真だ。この女性の胸元を携帯のカメラで隠し撮りした写真もある。鈴木杏樹のダンナは日大病院の医師。まさか……。

　鈴木の所属事務所は回答ナシ。でも、目元も口元も本人ソックリだ。

　大学は特別調査委員会をつくって事実関係を調査中で、男性職員に厳しい処分が出るのは間違いない。名誉棄損やカミさんから離婚を迫られる可能性もある。ハメ撮りされた愛人もトンだ男を不倫相手に選んだものである。

（日刊ゲンダイ2010年4月28日掲載）