TBSで21日から放送される韓国ドラマ「IRIS アイリス」の会見に主演のイ・ビョンホンさん(39)と出席した女優のキム・テヒさん(30)は18日、ドラマの吹き替えを担当する日本の俳優陣と初めて対面し「この日をときめくような心で待ち望んでいました。本当に期待通りにすてきで美しい皆さん。この皆さんがアイリスのために協力してくれることは本当にうれしいこと。これをきっかけにもっと親しくなりたい」と笑顔を見せた。
これまで日本を20回ほど訪れているというキムさんは、日本の印象を「どこに行っても魅力があって、いろいろなところを旅行してみたい。ファンの皆さんを見て、やさしくて、いつも同じ気持ちでいてくれて、マナーもきちんと守っているところにいつも感動する」とコメント。イさんは「日本の印象を聞かれるといつも同じ答えをしている」と前置きしたうえで「整理整頓された印象。表に現れている非常に美しいところ、きれいなところだけでなく、約束をきちんと守る、法律を守る精神、相手を気遣ったり、迷惑をかけないという気持ちも日本の長所」と語った。
「アイリス」は、イさんの6年ぶりの主演ドラマで、日本円にして約15億円の制作費をかけ、韓国で最高視聴率39.9%(TNS調べ)を記録した。イさん演じる国家安全局(NSS)の特殊部隊精鋭隊員キム・ヒョンジュンが、スパイ活動によって人生を狂わされていくというスパイアクション。キムさんはヒョンジュンのNSSの上司でプロファイラーのチェ・スンヒを演じ、ヒョンジュンに心奪われていくという役どころ。
会見にはヒョンジュンの声を担当する俳優の藤原竜也さん(27)、スンヒの吹き替えを担当する女優の黒木メイサさん(21)らも出席。白いシャツに黒いタイトスカートを合わせ、髪を後ろで一つにまとめたキムさんの姿に、藤原さんは「興奮しております」と照れた様子で、ヒョンジュンの親友チン・サウの声を担当する俳優の城田優さん(24)は「ドラマを見てひとめぼれしました。(ドラマのあるシーンで)心から、なんてかわいいんだろうと思った」とコメント。謎の殺し屋の声を担当する魔裟斗さん(31)も「かわいいですね」と目尻を下げていた。(毎日新聞デジタル)