「WBC世界Sバンタム級タイトルマッチ」(30日、日本武道館)
プロ初黒星がTKO負けとなった挑戦者バルウェグ・バンゴヤン(23)=フィリピン=は「自分としてはまだまだやれると思っていたので、残念」と強気に話した。2回には力のある右で王者・西岡利晃(33)=帝拳=をぐらつかせたが、4回にローブローの反則で減点され、リズムを崩した。王者については「想像以上にパンチが強かった」と素直に認めた。海外での試合は今回が初という23歳は「経験を積んで、また挑戦したい」と再起を誓った。
(2010年4月30日)