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三枝感激「松竹の舞台に出るのは夢のよう」…上方落語まつり閉幕

口上に並んだ(左から)桂春団治、桂米朝、桂三枝

 松竹芸能、米朝事務所、吉本興業が事務所の垣根を越え初共催した「第1回上方落語まつりinミナミ」が30日、大阪松竹座の公演で幕を閉じた。約90人のはなし家が3日間で7会場16公演に出演し、約4000人を集客する盛況ぶりだった。

 初日に続き上方四天王の桂米朝(84)、桂春団治(80)らがそろった口上では、上方落語協会会長の桂三枝(66)がトリを務めた。「吉本興業の人間として松竹の舞台に出させていただくのは夢のよう」と、3事務所による歴史的共催に感激の様子。「笑福亭松鶴師匠、私の師匠の桂文枝が生きておりましたら、どんなに喜んだことかと思います」と四天王の故人2人に思いをはせ、「米朝師匠、春団治師匠にはいつまでもお元気で、ご指導いただきたい」と締めくくった。

 一方、初日の口上で足腰の痛みから正座を崩してしまった米朝は、最初からイスに座って登場。「ごあいさつすることを聞いてなかったもんで、よう分かりませんのやけど。この際ですから、みんな不平、不満でも言うたらどうか」とやって、客席の笑いを誘った。最後は他会場に出演した落語家も駆けつけ、計21人が舞台上に。米朝が元気に音頭を取り、大阪締めで3日間のまつりを終えた。

(2010年5月1日11時13分  スポーツ報知)

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