アメリカを訪問している原口総務大臣は、カリフォルニア州にあるインターネット検索最大手のグーグル社を訪れ、情報通信技術を利用した環境問題への取り組みなどについて意見を交わしました。
原口総務大臣は、情報通信分野における協力のあり方などについて意見を交わすためにアメリカを訪問しており、カリフォルニア州のシリコンバレーにあるインターネット検索最大手、グーグル社のビル・ヴァイル・グリーン・エネルギー本部長らと意見交換しました。この中で原口大臣は、情報通信技術を利用した環境問題への取り組みなどについてただしました。これに対しヴァイル本部長は、「パワーメーター」という各家庭でどの程度の電力を消費しているかをチェックできる無料のサービスを開発したことを紹介し、「環境問題への意識を高めていくためには、オープンでみんなが協力できる環境作りが重要だ」と説明しました。このあと原口大臣は、記者団に対し、情報通信技術の活用によって二酸化炭素の排出量を大幅に削減するためにも誰もが自由に利用することができるシステム作りが必要だという考えを示しました。