ＯＳＫ日本歌劇団が上海万博公演の成功を祈願

上海万博公演の成功祈願を行った、桜花昇ぼる（後列左から４番目）らＯＳＫ日本歌劇団

　７月２３～２９日に、中国・上海国際博覧会の日本館イベントステージで、ミュージカル「夢の旅人～ＮＡＫＡＭＡＲＯ～」を上演するＯＳＫ日本歌劇団が２８日、奈良・桜井市の安倍文殊院で舞台の成功を祈願した。

　同歌劇団は「２１世紀の遣唐使　奈良ウイークｉｎ上海」の一環で、奈良時代に遣唐留学生として唐に渡り、高官に抜てきされた阿倍仲麻呂の半生を描くステージに立つ。

　トップスターの桜花昇ぼるは「奈良県、そして日本の代表として、日中友好や世界平和の思いが伝わるよう頑張りたい」。玄宗皇帝役の桐生麻耶は「中国語のセリフが少しあって難しいですが、気持ちを引き締めて取り組みたい」と意欲を見せた。