漢検協会:新理事長に池坊保子さんを内定

2010年3月13日 18時21分 更新:3月13日 18時27分

日本漢字能力検定協会の新理事長に内定した池坊保子さん=京都市下京区の漢検本部で2010年3月13日、野宮珠里撮影
日本漢字能力検定協会の新理事長に内定した池坊保子さん=京都市下京区の漢検本部で2010年3月13日、野宮珠里撮影

 日本漢字能力検定協会(京都市)は13日の臨時理事会で、今月末に任期満了で退任する鬼追明夫理事長(75)の後任に、同協会理事で衆院議員の池坊保子さん(67)が内定したと発表した。任期は2年。新年度の第1回理事会で正式決定する。

 池坊さんは東京都出身。文部科学副大臣などを歴任した。一方、鬼追理事長は09年4月、大久保昇前理事長の後任として就任。今年2月に退任を明らかにしていた。

 同日の記者会見で、鬼追理事長は「改革の道筋や方法は見えてきた。新たな弊害があれば早期に見つけて克服してほしい」と語った。池坊さんは「日本の素晴らしい文化である漢字の発展・育成・振興に努め、国際社会にも広めていきたい」と抱負を述べた。

 また、「今の気持ちを漢字一文字で」との質問に、鬼追理事長は「安」、池坊さんは「公」と答えた。【野宮珠里】

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