2010年3月12日 15時3分 更新:3月12日 19時41分
衆院厚生労働委員会は12日、中学卒業までの子ども1人あたり月額1万3000円を10年度に支給する子ども手当法案を、民主、社民、公明、共産各党の賛成多数で可決した。自民、みんなの党は反対した。16日の衆院本会議で可決後、参院に送られる。
民主、社民、公明の3党の修正で、(1)支給対象外となっていた児童養護施設の入所者に必要な措置を講じる(2)11年度以降の子育て支援策の拡充を検討する--との付則が盛り込まれた。
自民党が質問者8人で持ち時間以上に質問したため、採決は同日午後にずれ込んだ。【佐藤丈一】