千葉法相:日弁連会長交代で司法改革の後退懸念

2010年3月12日 11時51分

 千葉景子法相は12日の閣議後会見で、日本弁護士連合会の新会長に司法制度改革の見直しを訴えた宇都宮健児氏が内定したことについて「改革は日弁連を含めて社会全体で方向性を定めてきた。先祖返りのないように希望したい」と述べた。

 政府は02年、日弁連の総会決議(00年)などを踏まえ、司法試験合格者を今年までに年3000人に増やすことを閣議決定。合格者は増員を続け年2000人を超えているが、宇都宮氏は1500人への削減を主張して会長選を制した。

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