茨城空港:開港、第1便飛び立つ 国内98カ所目

2010年3月11日 11時39分 更新:3月11日 20時53分

出発を待つスカイマーク機(右)に徒歩で乗り込む乗客ら。左は台湾の復興航空機=茨城県小美玉市の茨城空港で2010年3月11日午前10時23分、本社ヘリから西本勝撮影
出発を待つスカイマーク機(右)に徒歩で乗り込む乗客ら。左は台湾の復興航空機=茨城県小美玉市の茨城空港で2010年3月11日午前10時23分、本社ヘリから西本勝撮影

 国内98カ所目の空港となる茨城空港(茨城県小美玉市)が11日、航空自衛隊百里基地との共用飛行場として開港した。第1便となる神戸発のスカイマーク記念便(177席)は午前9時40分に到着。記念撮影などをする乗客が多く、予定より約40分遅れの同10時46分に折り返し機が飛び立った。

 同空港は羽田や成田とすみ分け、格安航空会社(LCC)の拠点となる「首都圏第3空港」を目指すが、定期便は韓国・アシアナ航空のソウル便とスカイマークの神戸便がそれぞれ1日1往復するのみ。アクセス整備も追いつかず、需要拡大が不安視されている。

 それでも11日は記念便のほか、旅行会社が企画した台北往復とハワイ行きの各チャーター便など計5機9便のフライトが組まれ、空港はにぎわった。航空会社などによると、9便とも予約は満席という。【高橋慶浩】

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