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北アルプスで山の事故相次ぐ 2人が死亡

2010年5月1日16時47分

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 富山県の北アルプスで1日、山岳事故が相次ぎ、計2人が死亡した。

 同県立山町芦峅寺(あしくらじ)の立山・御山谷(おやまだに)の出合付近(標高約1450メートル)では午前11時50分ごろ、男性2人が崩れてきた雪の塊に巻き込まれ約50メートル流された。県警上市署によると、1人が死亡、もう1人はけがを負っているものの意識はしっかりしている。

 雪の塊は、幅20メートル、奥行き10メートル、厚さ50センチほど。2人は、在京の大学ワンダーフォーゲル部OBのパーティー計10人で山スキーに来ていた。

 また、同県上市町伊折の剱岳の早月尾根(標高約2880メートル)では午前8時すぎ、登山中の男性が約700メートル滑落。約40分後に富山県警のヘリで救出されたが、全身を強く打っており、死亡が確認された。宇都宮市の40代男性とみられるという。

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