中国で初めて開催される本格的な国際博覧会、上海万博の開会式が4月30日夜(日本時間同)、開かれた。10月31日までの184日間にわたって、246の国・国際機関が参加する史上最大規模の万博で、中国は国の威信を示そうとヤル気満々だが、公式PR曲やマスコットの“パクリ疑惑”や一部のパビリオンが未完成と、開幕前から問題噴出。それでも“没関係(問題なし)”?
【完成してるの?】
万博事務局関係者が4月28日、「1割の展示内容は完成していない」と明らかにしており、いまだに「工事中」が多数あるもよう。しかも“駆け込み”の突貫工事も多く、安全上の問題点も心配される。「4月上旬には半分しか完成していなかった。その後、建設作業未経験者までかき集められ突貫工事が行われた。開催期間が半年なので、建物も半年保てばいいといっているらしいです」(日本人ジャーナリスト)