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【格闘技】長谷川“統一戦”急きょ生放送2010年4月30日 紙面から 長谷川に吉報が届いた−。日本テレビが29日、WBC世界バンタム級王者長谷川穂積(29)=真正=とWBO王者フェルナンド・モンティエル(31)=メキシコ=の事実上の統一戦を生中継することを発表した。この試合を含めた2大世界戦の計量がこの日、東京都内で行われ、出場4選手が一発でパス。長谷川は「あとは思いっきり殴るだけ」とゴングが待ちきれないようだった。 歴史的一戦に日本テレビが動いた。当初、録画中継を予定していた長谷川の試合を生中継に切り替えた。“ナマ長谷川”は2008年10月、7度目の防衛戦以来、1年半ぶりとなる。 長谷川は、ここ5戦、2回、2回、1回、1回、4回と早いラウンドでKO勝ち。7時17分から始まる試合を生中継して早々に終わった場合、試合後にVTRを何度も流すことになり、番組構成が難しい。一方で、視聴者から「長谷川戦は何時からか」と問い合わせが殺到。注目度が高いこともあって、異例の前日変更となった。 長谷川はこの日、計量前に試合会場である日本武道館へ足を運び、柔道の全日本選手権を観戦。「リフレッシュできました。減量はうまいこといったし、白いご飯をいっぱい食べたい。あとは思いっきり殴るだけ」と力を込めた。 (森合正範) ◆WBO王者モンティエル「倒す準備OK!!」WBO王者モンティエルが計量をパスすると、メキシコ人記者から大歓声が起きた。前日、グローブチェックを済ませたが、白地に緑と赤のラインが入ったメキシコ国旗柄のカラフルなグローブに変更した。モンティエルは「減量もうまくいったし、長谷川を倒す準備はできている」とキッパリ。夢の統一王者へ自信たっぷりだった。
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