調印式を終え、ポーズをとる長谷川穂積と西岡利晃（左）＝都内のホテル
「ＷＢＣ世界Ｓバンタム級タイトルマッチ」（３０日、日本武道館）
ダブル世界戦の調印式が２８日、都内のホテルで行われ、４度目の防衛戦となる王者・西岡利晃（帝拳）は、「捨て身」という言葉を使って必勝を誓った。
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王者・西岡が「捨て身」でＶ４戦に臨む。親交のある画家の山本集氏（６９）から贈られた言葉で、西岡は「否定的な意味ではなく、命を捨てるほどの覚悟で物事に当たる意味。この気持ちがあれば何も心配はない。コンディションも万全」と防衛戦へ向けての心境を口にした。
挑戦者バンゴヤンは１０歳下で１５戦全勝の強豪だが、王者の自信に揺らぎはない。「最近は３０代のチャンピオンが多数いるし、体力的にも心配はない。今から始まりです」と発展途上にあることを強調し、「ＫＯか判定かは分からないけど、勝つことは確信している」と言い切った。
(２０１０年４月２８日)