２団体統一王者モンティエル「長谷川は強かった」

４Ｒ　ＴＫＯ勝ちに喜ぶモンティエル（右） Photo By スポニチ

　【長谷川、王座陥落】長谷川を破ったモンティエルは「子供のころからの夢だった」というＷＢＣの緑のベルトを手にして「とても感激している」と話した。

　日本未公認ながらＷＢＯで３階級制覇をした実力を見せ「長谷川はとても強かった。ＷＢＯにもいい王者がいると、日本のファンにも認めてもらえると思う」と笑顔。２団体の統一王者となったが今後の目標は４階級制覇と明かし、マネジャーの父・マヌエル氏は「西岡に挑戦してもいいし、（他団体の王座を獲ってから）西岡と統一戦をしてもいい」と興奮気味だった。

　◆フェルナンド・モンティエル　１９７９年３月１日、メキシコ出身の３１歳。０９年３月、ＷＢＯ世界バンタム級暫定王座決定戦に勝利し、フライ級、スーパーフライ級に続く３階級制覇を達成。スピードある連打と柔軟なボディーワークが武器。闘争心あふれる突進力で“コチュリート＝狼”の愛称を持つ。身長１メートル６３の右ボクサー。戦績は４５戦４１勝（３１ＫＯ）２敗２分け。

[ 2010年05月01日 ]