がんと闘う母は気丈「まだまだこれからですから」

長谷川がＴＫＯ負けを喫し、リングサイドで涙する泰子夫人（左は長男・大翔くん、右は長女・穂乃ちゃん） Photo By スポニチ

　【長谷川、王座陥落】長谷川の父・大二郎さん（５４）と母・裕美子さん（５４）は、リングサイドから試合を見守った。

　裕美子さんは無念そうな表情を浮かべ「受け入れるしかないですよ。勝負ですから」と静かに話した。５年以上も世界王座を守り続ける息子に元気づけられるように、母はがんと闘ってきた。長谷川のここまでの歩みを聞かれると「終わったみたいに言わないでください。まだまだこれからですから」と気丈に振る舞った。

[ 2010年05月01日 ]