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長谷川TKO負けで防衛ならず!「気を抜いたところでやられた」
4回、挑戦者フェルナンド・モンティエル(右)にロープ際へ追い詰められる長谷川穂積
Photo By 共同 |
世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級チャンピオンの長谷川穂積(29)=真正=は30日、東京・日本武道館で11度目の防衛戦に臨み、挑戦者で世界ボクシング機構(WBO)同級王者のフェルナンド・モンティエル(31)=メキシコ=に4回TKOで敗れ、2005年4月から保持してきた王座から陥落した。
国内で王者同士による世界戦は男子では初めて。WBOは日本ボクシングコミッション非公認の世界統括団体のため、今回はWBC王座だけが懸かっていた。
5連続KO防衛中だった長谷川は、この日の敗戦で、元世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏が持つ国内最多となる6連続KO防衛記録に届かなかった。
チャンピオン同士の対戦らしく、序盤から高度なテクニックの応酬となったが、第3ラウンドまでは、ジャッジ3人が採点はいずれも長谷川リードだったが、第4ラウンド残り10秒を切ってモンティエルが猛ラッシュ、長谷川は倒れはしなかったものの、意識もうろうの状態となり、レフリーが試合を止めた。
▼長谷川穂積の話 流れは自分のペースだったと思う。気を抜いたところでやられた。最高の状態で、満足いく練習もできていた。負けたから、実力で言い訳はできない。
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