今日のお天気

JR運行情報

TBS「ニュース★芸能」

モバイルでもニュースが見られる!
芸能情報も配信中!


注目キーワード


最終更新:2010年5月1日(土) 0時14分

住基台帳を不正利用し文書郵送か


動画を他のプレイヤーで見る

 汚職事件で逮捕された町長をリコールするための署名活動が行われている福岡県添田町で、町長の後援会がリコールに反対する文書を町民に郵送する際、住民基本台帳などを不正に利用していた疑いが浮上しています。

 前の全国町村会長の山本文男添田町長は、汚職事件で起訴され、住民グループがリコールするための署名活動を行っています。

 これに対し山本町長の後援会は、リコールに反対する文書を町内のほぼ全世帯に郵送しましたが、町民から、「あて名に戸籍に登録しているものの、普段使っていない字体が使われている」などといった声が複数上がっています。

 このうち二橋活さんは、戸籍には「活」で登録されていますが、日常生活では別の文字を使っています。しかし、封書のあて名には戸籍どおりの字が書かれていました。

 「役場から送ったんだろうね。それしかないもん。(『ひろし』の)字を『活』という字で書くとしたら」(二橋浩さん 戸籍では『活』さん)

 住民グループは、住民基本台帳など町が管理する個人情報が利用されたのではないかとして、30日午後、添田町役場に対して調査などを申し入れました。

 「役場サイドに言わせると“何をこんなことで”という雰囲気だが、これはものすごい問題ですからね。“こんな例がありました”ということになれば、ほかの町は全部住基ネットから離脱しますよ。こんな簡単に住基ネットが開かれるのかということになってしまう」(利用停止請求を出した松本雄二 添田町議)

 添田町は、「不正使用はない」と確信していると話しています。(30日18:09)



4月30日(金)のニュース一覧

社会

政治