中国人向け個人観光ビザ、日本観光庁長官が発給条件の早期緩和を宣言


 【新華網北京4月13日=侯麗軍】 中国を訪問中の日本観光庁長官の溝畑
宏氏は13日、訪日中国人の個人向け観光ビザについて、発給条件を早期に
緩和する方針を明らかにした。新基準は早ければ今月末、遅くとも来月中には
発表される予定だという。

 2009年7月1日より、日本は中国の一部省・市向けに個人観光ビザを解禁
したが、年収25万元以上またはほかの厳しい経済条件の審査に合格したこと
を目安としている。

 溝畑宏長官によると、09年7月から10年2月まで、日本は個人向け観光ビ
ザを計13000発給した。10年1月だけに、個人向け観光ビザ発給規模は32
51に達した。中国人向け個人観光ビザ発給条件を緩和した後、個人向け観
光ビザ発給規模は大幅に増加する見込みだ。

 訪中期間中、中国国家旅遊局局長の邵h偉氏は溝畑宏長官と会見した。
溝畑宏長官は、上海万博の円満な成功を遂げるよう、連携を強化して、百万
人以上の日本人観光客が中国を訪れるよう促すと示した。

 溝畑宏長官によると、上海万博の日本館は7月15日から21日まで「日本観
光展」を開き、日本の市町村や四季の風光を展示する。観光客は日本館で京
都の歌舞伎、東京のファッションやアニメ・漫画、バーチャルの北海道風景にス
キーを楽しめることができる。

 日本観光庁は09年に中国を訪問する日本人観光客は同期比3.7%減の3
32万人だが、日本を訪問する中国人観光客は0.6%増の101万人に達した
と統計した。

                                    (翻訳 金慧)
	
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