富山・高岡市女性暴行事件 現場で採取の体液などがDNA鑑定で一致した石川県の男逮捕
2003年に富山・高岡市で女性が暴行された事件で、現場で採取された体液と唾液(だえき)がDNA鑑定で一致した石川県に住む男が、28日午前に逮捕された。時効が半年後に迫る中での逮捕だった。
この事件は2003年11月、高岡市内のアパートで、当時25歳の女性が男に刃物を突きつけられ、暴行されたもので、当時、現場に残された体液が採取されたものの、事件解決には至らなかった。
警察は2010年に入り、当時、同じアパートに住んでいた住人など数人に対し、唾液などの提出を求め、従来の方法と最新式の二重にDNA鑑定を行ったところ、石川・七尾市の会社員・中田和宏容疑者(31)のDNA型と、現場に残された体液のDNAが一致したため、28日午前に逮捕した。
半年後に時効が迫る中での容疑者逮捕となった。
中田容疑者は、容疑を否認している。
(04/28 13:04 富山テレビ)