一家3人殺傷1年 チラシ配布
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一家3人殺傷1年 チラシ配布

4月28日 12時23分

去年5月、愛知県蟹江町の住宅で一家3人が殺傷された事件から1年になるのを前に、警察が、犯人とみられる若い男の特徴を書いたチラシを配って情報の提供を呼びかけました。

去年5月、愛知県蟹江町の住宅で、会社員の山田喜保子さん(当時57歳)と次男の雅樹さん(当時26歳)の2人が頭を殴られたり刃物で刺されたりして殺害され、26歳の三男もけがをしました。3人の財布からは現金が奪われ、警察は、現場に駆けつけた警察官が玄関付近で目撃した若い男が犯人とみて捜査しています。この事件で、警察は28日朝、現場近くの駅で、男の特徴を書いたチラシを通勤客などに配りました。男は、20代前半、丸刈りがそのまま伸びたような髪型で、現場で採取されたDNAから血液型はO型であることがわかっています。警察によりますと、男は10時間以上にわたって住宅に居座り、けがをさせた三男に「こんなはずじゃなかった」、「もう何日も寝ていない」などと話していたということです。警察は、強盗目的で侵入した男が、家族に抵抗されるなどしたため次々に殺害したものとみて、有力な情報提供者には最高で300万円の懸賞金を支払うことにしています。