米ニューヨークの国連本部で5月3日から始まる核拡散防止条約(NPT)再検討会議に参加する長崎原爆の被爆者らが30日午前、長崎市を出発した。
渡米するのはNGO「地球市民集会ナガサキ」実行委員会と、長崎原爆被災者協議会の各代表団。被爆者は、地球市民側で長崎原爆遺族会顧問の下平作江さん(75)ら9人▽被災協側で会長の谷口稜曄(すみてる)さん(81)ら3人。「高校生平和大使」の林田光弘さん(18)=長崎北高3年=もメンバーに加わった。
福岡空港に向かうバスターミナルで下平さんは「私たちと同じ苦しみを二度と味わわせないために被爆体験を伝え、核兵器廃絶の道筋をつけてきたい」と話した。一行はNPT再検討会議の傍聴や平和行進、高校での被爆講話などをする。【下原知広】
毎日新聞 2010年4月30日 12時50分