木村拓也氏の長男が追悼試合で始球式 

堂々と始球式を務めた木村拓也コーチの長男・木村恒希君を、温かく迎える巨人・原辰徳監督(右)=東京ドーム(撮影・吉澤敬太)
堂々と始球式を務めた木村拓也コーチの長男・木村恒希君を、温かく迎える巨人・原辰徳監督(右)=東京ドーム(撮影・吉澤敬太)

 4月7日にくも膜下出血のため、37歳で亡くなった木村拓也元巨人内野守備走塁コーチの長男・恒希君(10歳)が24日、東京ドームで木村氏の「追悼試合」として開催された巨人‐広島戦で始球式を務めた。

 巨人の内野陣が全員マウンド付近に集まり、ベンチにいた原監督や控えの選手も一塁ファウルラインまで姿を現し、投球を見守った。恒希君の見事なストライク投球に、観客は大きな拍手。ボールを受けた捕手の阿部は恒希君に歩み寄り、マスク越しに言葉をかけていた。

(2010年4月24日)

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