最終更新: 2010/04/30 08:01

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時効制度見直し法案成立へ 重大事件関係者「時効撤廃は始まり。犯人検挙がすべて」

殺人など重大事件の時効撤廃を盛り込んだ時効制度見直し法案が27日午後、国会で成立する見通しとなった。「時効撤廃」法案の成立を前に、事件の関係者らが思いを語った。
およそ3カ月後に時効が成立する東京・八王子市スーパー強盗殺人事件で殺害された矢吹 恵さん(当時17)の同級生の大越 孝一郎さんは、「同級生をああいう事件で亡くした人間としましては、凶悪な犯罪、特に殺人を犯した犯人に対する時効が撤廃されるということは、歓迎すべきことだと思います」と話した。
大越さんは、取材に「時効撤廃はゴールではなく、始まり。犯人検挙がすべて」と話している。
一方、山梨・甲府市の小幡松子さん(65)は1994年12月、母親の早川 うめ乃さん(当時79)を何者かに殺害され、これまで時効撤廃を訴えてきたが、今回の法案成立には間に合わず、2009年12月に時効が成立した。
小幡松子さんは「時効撤廃の法律がちょっと遅すぎたかな。なんか気持ちが複雑な心境です」と話した。

(04/27 12:06 岡山放送)


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