普天間基地の沖縄県内への移設に反対する日本とアメリカの市民団体が、基地建設に反対する全面広告をワシントンポスト紙に掲載しました。
「裏庭に基地が欲しいですか?」
28日付のワシントンポストにこうした広告を出したのは、環境保護などを訴える日米の市民団体からなる「JUCOネットワーク」です。
広告では、何万人もの市民が25日に沖縄で新たな基地建設に反対する抗議運動を行ったことなどを説明し、「基地建設はジュゴンなど多くの希少種の生態系を脅かす」と訴えました。
JUCOネットワークには呼びかけ人として大田昌秀元沖縄県知事や音楽評論家の湯川れい子さんら90人以上が名を連ねていて、アメリカ市民に沖縄の現状への理解を求めました。(29日01:11)