エリカ笑顔でバイバイ！来週にも離婚成立へ

笑顔で会場を後にした沢尻エリカ

　女優の沢尻エリカ（２４）が２８日、夫の映像クリエイター・高城剛氏（４５）との離婚騒動後、初めて公の場に姿を見せた。午後７時３０分に東京・恵比寿で開催中の写真家・蜷川実花氏（３７）の個展を訪問。メークバッチリ、白い超ミニワンピースで現れた沢尻は、取材陣の質問には無言ながら手を振るなどご機嫌。吹っ切れたように笑顔を崩さなかった。依然、高城氏とは会っていない状態だが、メールで離婚の決意が固いことは伝えており、早ければ５月初旬にも離婚が成立する、という話もある。

　午後７時３０分過ぎ。関係者が運転するベンツの後部座席から、沢尻が姿を現した。ひざ上３０センチ以上かと思われる超ミニの白いワンピースにダークグレーのジャケット。約５０人の取材陣が、あらわになった太ももに目を奪われた。左手の、薬指ではなく人さし指に指輪が輝いていた。

　強烈な香水の香りを振りまきながら、２０メートルほど離れた会場に歩き出す。すかさず「高城さんと会うつもりは？」、「離婚の意思は固い？」、「高城さんのどこが『きもい』んですか？」と、矢継ぎ早に質問が飛んだ。

　本人の意思なのか、周囲から止められているのか、質問には一切無言をつらぬき会場へ。緊張のためか、かなりの早足だったが、白い歯を見せ、ズラリと並んだ６台のテレビカメラに向かって手を振った。

報道陣に手を振って写真展会場をあとにした沢尻エリカ。この日、左薬指には指輪がなかった。

　事前にエイベックス関係者から取材陣が待ちかまえているのは知らされており、動揺する様子はなし。４日前、都内の実家でフジテレビ「Ｍｒ．サンデー」の直撃におろおろした姿とは別人のように堂々としていた。

　蜷川さんとは結婚前から公私ともに親しく、復帰後も３月にファッション誌のグラビアを撮影。個展ではその時に蜷川さんが撮った沢尻の写真が数点飾ってあり、あいさつも兼ね訪問。会場で約３０分ほど談笑した。

　午後８時過ぎに退場。帰り際も離婚については口を閉ざしたが、少しホッとしたのか、車に乗る直前に「キレイになった」と声をかけられると、わざわざ振り返り「どうもありがとう」とお礼した。

　公式ホームページで「夫である高城剛と離婚する意思を固め、現在家族の仲介の下、協議に入っております」と発表してから一夜。高城氏に対する未練がなく、完全に吹っ切れていることをアピールするかのように、終始笑顔を崩さなかった。

　高城氏は各マスコミを通じて「２人で会って話しがしたい」と訴えているが、沢尻に会う気はなく、この日になっても対面はなし。ただし、母・リラさんや関係者によると、すでに沢尻は高城氏に離婚を望むメールを送っている。高城氏も沢尻の気持ち次第では、離婚を受け入れる方向。

　一時は長期化必至と見られた離婚協議だが、沢尻が直接意思を伝えたことで、早期決着の可能性は高まった。沢尻に近い関係者は「５月の早いうちに離婚が成立すると思う」と話しており、泥沼化は避けられそうだ。