本文の文字サイズを変える
雇用訴え、「希望持てる社会を」=9年ぶり首相出席−連合系メーデー

雇用訴え、「希望持てる社会を」=9年ぶり首相出席−連合系メーデー

 連合主催の第81回メーデーが29日、全国29都府県で開かれた。東京・代々木公園で開催された中央大会には、主催者発表で約3万3000人が参加し、安定した生活の確保を要求。式典には鳩山由紀夫首相も政府代表として出席した。
 首相の出席は、2001年の小泉純一郎氏以来9年ぶり。首相は「働いている人が報われる社会にするための政権交代だ。国が変わっていく姿を感じ取ってもらえると確信している」と訴えた。
 連合の古賀伸明会長は「不安を払しょくしなければ、活力ある日本社会を取り戻すことはできない」とあいさつ。現政権に雇用の創出などを求めた上で、「変革がようやく始まった。この流れを決して止めてはならない」とエールを送った。
 式典では、「誰もが希望と安心が持てる社会」などを求める宣言を採択した。(2010/04/29-12:43)


関連ニュース

社会


▲このページのトップへ