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日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオ・ビエンナーレ」でグランプリを受賞。総務省情報通信審議会専門委員など要職歴任。六本木ヒルズのコマーシャルやルイ・ヴィトンのためのジャパニメーションのプロデュースなど、多方面で活躍。

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これは、事件なのか?

April 29, 2010

これは、事件なのか?

なにかが起きて、周辺が騒がしくなっている。

ある日、突然自分の離婚をテレビで知った。
僕も妻の家族も誰も知らず、
その時から、報道陣が大挙し押し寄せ、
早朝、妻の実家に見知らぬ車がやってきて、妻を連れ去ったと妻の家族は言います。

これは、事件なのか?

連日、報道の嵐。
僕への根拠がないバッシングが続きます。
その後、妻がオフィシャルのコメントを出し、
兄が橋渡しになって、離婚協議を進めているとのことだが、
お兄さんはそのようなことを頼まれていないと言うし、
望んでいないと言う。

一体、なんなんだ?

離婚などという言葉が二人の間で出た事はないし、
口論になった覚えもない。
もしかしたら、色々な不満はあったかもしれないけど、
不満がない夫婦はきっといないでしょう。

僕は、例えどんな結果になろうとも、きちんと理由を言って、
妻が眼を見て僕に真剣に頼めば、いままでなにひとつ断ったことは一度もありません。
ちゃんと心で話すべきだと、いつも思ってます。
先月の復帰会見の前夜も、妻に朝五時半まで僕はそのように話しました。
そして、この日を一生忘れる事ないようログし、同じように社会の軋轢に挟まってしまって苦しむ多くの人へと届けました。

なにより、夫婦の大事な話は夫婦のものであり、
メディアからはじまるものではありません。

そして、その結果を持って、
まずは家族に話すべきだと思います。

連日、「関係者」や「友人」のコメントを見ますが、
誰も署名でコメントを発表していないので、真実なのか誰だかもわかりません。
もし、本当の友人が周りにいるならば、彼女に人としていますべき「正しい事」を即すべきなのではないでしょうか?

僕や家族は、皆心配しています。

なぜなら、わずか数週間前までは、もし不満があったとしても、とても仲がよかったからです。

誕生日になる夜に、久しぶりに二人きりでお洒落して東京の夜を楽しみました。
妻はサロンに行って入念に準備をし、僕のプレゼントをとても喜んでくれた様子で、小さな愛ある手紙を僕にくれました。
また、その週末には、友人たち大集合して皆でバースデーパーティをし、ハワイでの結婚パーティビデオを見て、すっかり泥酔しました。

その後、僕が沖縄に行った際も電話をくれて、
共通の友人DJのレコーディングにコーラスで参加した話をしてくれ、
「今度、皆でゴハンに行こうよ」と言ってたのです。
わずか二週間ほど前のことです。

一体、この二週間でなにが起こったのか?

夫婦の大事な話は夫婦のものであり、
メディアからはじまるものではありません。
言うまでもなく「関係者」は、関係ないことです。
そして、各々の仕事は、相手に迷惑をかけない限り、好きなだけ自由にすればいい、といつも思います。

一体、これはなんなんだろう?

このリアルがない劇場の主演は妻だとしても、
僕や家族が知らない演出家や脚本家は、誰なのだろうか?
そして、その目的はなんなのだろうか?

どんな場合も苦境から逃げずに、自己と対話し、正しい道を行く。
いかなる場合も、人と心でしっかりと話す。
そして、混沌のあとにしか、調和はこない。

明らかに悪意を感じる報道と日々の対応には本当に疲れるが、
実にラビリンスを彷徨うような不思議な気分だ。

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不「自然」。

April 23, 2010

久しぶりに、少しだけ東京。
一昨日は日中26度。
昨日今日は日中8度。

日本の気候の未来を書いた3年前の自著「南国日本」の中でも度々記しているが、
温暖化というのは、暖かくなることを指すのではなく、
突然暑くなった後に、突然寒くなるようなメチャクチャな気候のことを言い、
さらにそのような気候に、人間の身体や精神が付いていけず、
社会が少しづつおかしくなって行く事を言うのだ、と書いた。

明らかに、かつて「自然」や「当たり前」と呼ばれたものがおかしいので、
日常をしっかりと振り返る必要が絶対にある。
なにも考えずに、「自然」だと思っている自身の感覚がおかしいと日々を疑い、
「これでいいのか?」と、都度に自問することが必要である街、東京の春2010。

東京の春夏秋冬は、僕らの知っている順序では、もう訪れないのかもしれない。

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もう夏の音が聞こえる。

April 19, 2010

西表島。
もう夏の音が聞こえる。

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