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長谷川、6試合連続KO防衛を宣言!あすW世界戦

調印式でポーズをとる(左から)バルウェグ・バンゴヤン、西岡利晃、長谷川穂積、フェルナンド・モンティエル

◆ 勝負手は右フック ◆

 右フックでKO防衛や!ダブル世界戦の調印式が28日、都内のホテルであり、王者・長谷川穂積は日本のジム所属選手では1位タイ記録となる世界戦での6試合連続KO防衛を宣言した。しかも「右フックで勝負を決められたらいい」とフィニッシュブローまで明言。この“口撃”に挑戦者モンティエルも呼応するなど、決戦48時間前に場外戦もヒートアップしてきた。

◆ 挑戦者も対抗「その右フックは私だ」 ◆

 よほど自信がなければ、こんなコメントは吐けない。理想のフィニッシュシーンを問われ、長谷川は迷うことなく口を開いた。「いろんな形のコンビネーションを練習してきましたが、右フックで勝負を決められたらいいと思います」。単なるKO宣言ではない。自身初のフィニッシュブロー予告だ。

 この発言が、最強挑戦者の闘志に火をつけた。モンティエルはサングラスを外し、斜め前に座る長谷川をにらみつけるように言い放った。「チャンピオンが右フックで試合が決まると言うなら、そうなのだろう。しかしその右フックは、私の右フックだ」。WBO王者のプライドをにじませる、KO宣言返し。さらに「こんなに遠くまで負けに来たのではない。WBCのベルトはメキシコに持って帰る」との強気な言葉に絶対の自信をにじませた。


ダブル世界戦
(4月30日・日本武道館)
◆ WBC世界バンタム級タイトルマッチ ◆
王者
長谷川 穂積
(29・真正)
<12回戦> WBO王者
フェルナンド・モンティエル
(30・メキシコ)
28勝12KO2敗 40勝30KO2敗2分

◆ WBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ ◆
王者
西岡 利晃
(33・帝拳)
<12回戦> 同級11位
バルウェグ・バンゴヤン
(23・フィリピン)
32勝22KO4敗3分 15勝7KO

[ 2010年4月29日付 ]

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