俳優チソンが17日、マネージャーも連れずにたった一人で慶尚南道・金海に行っていたことが分かり、話題だ。

　金海はかつて、MBCの週末ドラマ『金首露（キム・スロ）』の主な舞台になる伽耶があった場所で、今はドラマの主なロケ地「伽耶歴史テーマパーク」がある。チソンはタイトル・ロールの金首露王役にチャレンジするということで、今回金海に行ったのだ。撮影前に現地に行き、撮影のムードや伽耶の郷愁を感じたいという気持ちの強さが表れている。チソンはこの日、一人で金海のロケ現場を訪れ、現場スタッフを激励、近くの伽耶遺跡や伽耶に関する遺物が展示されている博物館を見て回ってから、ソウルに戻ったとのことだ。

　チソンは「金首露王の気持ちや時代背景などについて直接体感し、演技の役に立てようと金海に行った。金海のセットや遺跡を巡ってみると、漠然としていた金首露王のイメージがはっきりと浮かび上がるような気がした。視聴者の皆さんのご期待に応えられるように演じたい」と話している。

　同ドラマに対するチソンの情熱は、すでに関係者の間でもうわさになっている。チソンは出演が決まるとすぐに伽耶や金首露王について猛勉強。気になる部分については自ら関係者に質問するなど、積極的だ。

　『金首露』は5月30日スタート。

パク・ヒョンミン記者