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2010年4月28日(水) 19:30 |
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チボリ跡地に三井アウトレットで
倉敷チボリ公園跡地の再開発を手がけるイトーヨーカ堂は、計画していたアウトレットモールを、三井不動産に委託することを27日決めました。 市民からは期待の声とともに、既存の商店街との一体感が生まれるのか、懸念の声も聞かれました。
三井不動産によりますと、チボリ公園の西半分およそ6万6000平方メートルをイトーヨーカ堂から借りて、「三井アウトレットパーク倉敷」の名前で100店舗が入居するアウトレットモールを2011年の冬までに建設する予定です。 アウトレット進出計画が具体化するのと前後するように、倉敷駅周辺の商業施設が新たな動きを見せています。 イオンモール倉敷は、2011年の完成を目指して専門店を50店舗増やす工事を進めています。 また、駅の南口にある天満屋倉敷店は、来年度中に店内の改装を行う予定です。 天満屋大型店やデパートがしのぎを削る一方で、倉敷駅ビルにあるホテルや専門店が次々と撤退し、駅前にある商店街も空洞化が進んでいます。 倉敷市中心部の商店街は、今月22日倉敷市に対して商店街の活性化への支援を求める要望書を提出しました。 チボリ公園跡地の再開発が具体的に向け動き始めました。 人の流れがどのように変わるか注目される一方で、既存の商店を含めた街の一体感は生まれるのか、今後の倉敷市の大きな課題となっています。
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