反革命 (10.03.18)
半世紀以上も続いた一党支配の終わりは、武装蜂起であれ、国民の一票であれ、「革命」として表現されるべき出来事である。歴史上、革命を経験した国で、革命の後に起きることは何か。「反革命」運動である。
鳩山政権の発足から半年、支持率が急落している。反革命運動にしてやられた結果だ。反革命勢力にとっては、我々が革命の余韻に浸っている時が最大のチャンスだった。だから、事業仕分けで支持率がさらに上がったと浮かれていた後に、このざまだ。
民主党議員はマニフェストの早期実現に努めるという強迫観念に駆られていた。私もそう考えた一人であった。しかし、不況、借金、しがらみなど、自民党の負の遺産の大きさを前に重要な改革は立ち遅れている。その間に、自民党利権構造の中核勢力であった一部官僚、大マスコミ、そして自民党内の日和見分子は淡々と復活の機会を窺っていたのだ。
我々には大いに油断があった。支持率を下げられても、動揺してはダメだ。まして、執行部批判を繰り返し、自らを反革命のスパイに貶める必要はない。革命の後には、必ず反革命が起きる。歴史に学ばなければならない。国民やマスコミの厳しい批判にさらされるのは、そもそも与党の宿命だと思って、現下の危機を乗り越えていかなければならない。
鳩山政権の発足から半年、支持率が急落している。反革命運動にしてやられた結果だ。反革命勢力にとっては、我々が革命の余韻に浸っている時が最大のチャンスだった。だから、事業仕分けで支持率がさらに上がったと浮かれていた後に、このざまだ。
民主党議員はマニフェストの早期実現に努めるという強迫観念に駆られていた。私もそう考えた一人であった。しかし、不況、借金、しがらみなど、自民党の負の遺産の大きさを前に重要な改革は立ち遅れている。その間に、自民党利権構造の中核勢力であった一部官僚、大マスコミ、そして自民党内の日和見分子は淡々と復活の機会を窺っていたのだ。
我々には大いに油断があった。支持率を下げられても、動揺してはダメだ。まして、執行部批判を繰り返し、自らを反革命のスパイに貶める必要はない。革命の後には、必ず反革命が起きる。歴史に学ばなければならない。国民やマスコミの厳しい批判にさらされるのは、そもそも与党の宿命だと思って、現下の危機を乗り越えていかなければならない。
寄せられたコメント
コメントはありません
このアイテムは閉鎖されました。このアイテムへのコメントの追加、投票はできません。
Copyright | 2008 横山北斗事務所