MOX工場の安全審査終了 中間貯蔵施設も、原子力委青森県で計画中のプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料加工工場と使用済み核燃料中間貯蔵施設について、原子力委員会(近藤駿介委員長)は20日、平和利用の観点で問題はないとして、経済産業省原子力安全・保安院の審査結果を妥当とした。いずれも国内初の施設。 安全面をチェックする原子力安全委員会も妥当としており、両施設に関する国の安全審査は終了。近く経産相が事業を許可する。 原子力委は「MOX工場の加工能力は、国内の需要に比べて著しく過大にはならない。中間貯蔵施設は平和目的以外に利用される恐れはない」とする保安院の審査結果を認めた。 日本原燃のMOX工場は、隣接する再処理工場で生産したMOX粉末を燃料集合体に加工する。5月着工、2015年操業開始を目指している。 【共同通信】
|