04/28 13:48 更新
福岡市の女性会社員の切断遺体が見つかった事件で、警察は28日、この女性の腕時計を質店に持ち込んだ30歳代の男を別の窃盗事件で逮捕しました。警察は、この男から腕時計の入手ルートなどについて詳しく聞いています。逮捕されたのは、福岡市に住む30歳代の派遣社員の男です。この男は去年2月から5月の間、派遣先の会社の倉庫からカラーテレビ1台を盗んだ窃盗の疑いが持たれています。警察によりますと、この男はさらに、切断された遺体で発見された諸賀礼子さん(32)の腕時計と同じ型の時計を諸賀さんの行方がわからなくなった後、福岡県内の質店に持ち込んでいました。警察の鑑定の結果、この腕時計は諸賀さんのものと断定されています。警察は、この男が諸賀さんの事件についても、何らかの事情を知っている可能性があるとみて、詳しく話を聴いています。