大東俊介が舞台初挑戦…今度は主演！「タンブリング」５年後描く

　俳優の大東俊介（２４）が舞台に初挑戦し、主演することになった。大東が出演しているＴＢＳ系連続ドラマ「タンブリング」（土曜・後７時５６分）の舞台化で、ドラマの５年後を描く。

　ドラマは大東演じる“一匹おおかみ”の木山龍一郎らが高校の男子新体操部で成長するストーリーだが、舞台では木山が教師になって別の高校に赴任。自分が変わるきっかけとなった新体操を校内一のヤンキーたちに勧め、体当たりで向き合う。

　大東は映画「旅立ち～足寄より～」（２００８年）や「腐女子彼女。」（０９年）などに主演し、３月まで放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「ウェルかめ」でヒロインの相手役を演じた注目株。「表現を学んでいく上で、舞台は絶対通らなければいけないと思っていた。観客のリアルな反応が楽しみ。自分の全身を見られているし、指先まで意識を持たなければ」と気合が入っている。

　ドラマのために新体操を練習中で、バック転もマスターした。「団体競技は苦手だと思っていたが、それぞれ自分の課題をクリアするごとに課題もさらに上がり、できることが増えていく。みんなで本気でやる楽しさを知った。振り付けが指先まで合う感覚はやっていて楽しい」と大東。ひとつのことに打ち込む素晴らしさも伝えるつもりだ。９月９～１３日に東京・赤坂ＡＣＴシアターで上演。

　◆大東　俊介（だいとう・しゅんすけ）１９８６年３月１３日、大阪府生まれ。２４歳。２００５年にトップコート杯グランプリ。同年「野ブタ。をプロデュース」で俳優デビュー。映画は「クローズｚｅｒｏ」シリーズ、「泣きたいときのクスリ」など。日テレ系「心ゆさぶれ！先輩ＲＯＣＫ　ＹＯＵ」に出演中。身長１８２センチ。血液型Ａ。