泉、吉田魂を受け継ぐ！…「ＳＲＣ１３」会見

総合格闘家転向３戦目で初の「一本勝ち」を狙う泉浩

　「ＳＲＣ１３」（６月２０日、東京・両国国技館）の会見が２６日、都内で行われ、２００４年アテネ五輪柔道９０キロ級銀メダルの泉浩（２７）＝プレシオス＝が、吉田秀彦（４０）の総合格闘技引退を受け「これで五輪メダリストは僕と石井（慧）だけ。この階級（ライトヘビー級）は僕が引っ張っていく」と“メダリスト魂”を受け継ぐことを誓った。

　泉にとって、吉田は世田谷区立弦巻中、世田谷学園高、明大の先輩。「格闘技への橋渡しをしてくれた人で尊敬している。１つの区切りとして『お疲れ様』という気持ち」との思いを述べた。

　同大会では、イ・チャンソプ（２９）＝韓国＝との対戦が決定。昨年大みそかにプロ初勝利を挙げたが、「トップを目指す上でパワーが大事」と今年からフィジカルトレーニングに着手。「柔道時代も含めて初めてのこと。太もも、腕が太くなった」というパワーで、プロ初の「一本勝ち」を狙う。

　ほかに、真騎士（２６）対ホドリゴ・ダム（ブラジル）の対戦が決定。菊田早苗（３８）、川村亮（２８）、大澤茂樹（２４）の出場も発表された。