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吉田とヒョードル「畳の上で戦えれば」

: 会見に駆けつけたヒョードル（左）に柔道着をプレゼントする吉田氏

　２５日の「吉田秀彦引退興行～ＡＳＴＲＡ」で総合格闘技を引退した吉田秀彦氏（４０）が、元ＰＲＩＤＥヘビー級王者エメリヤーエンコ・ヒョードル（ロシア）の力を借りて、世界柔道行脚をする。都内のホテルで２７日、引退試合の応援に来た同選手と会見に出席した。柔道界復帰を目指す吉田氏は「日本は停滞している。柔道界を外から見てみたい」と話し、ロシア柔道事情の視察を希望。すると、同じ柔道出身のヒョードルが「柔道で協力させていただければ大歓迎」と、仲介役を買って出た。

　吉田氏は当初、最後の相手にヒョードルを希望していた。望みはかなわなかったが「柔道ならいつでも…練習だったらやります」と、及び腰気味？　に対戦を再要求。するとヒョードルから「リングで戦う機会はなかったが、畳の上で戦えれば」とラブコールを受けた。同選手が出る６月２６日の米ストライクフォースに招待されており、リングを離れても密接な関係は続きそうだ。

　［2010年4月28日7時44分　紙面から］