プルトニウムを使用した核兵器を作るのは難しいと、長年言われ続けてきました。
しかし、ローテク国家の北朝鮮でさえ、二度目で成功ですから・・・
プルトニウム型の核兵器は 本当に難しいのか???
今日の技術を使えば、小型核兵器は意外に簡単なのでは? という疑問から始めた話題です
◆制御機器、電子機器
プルトニウム型の核兵器ファットマンは通常爆弾よりはだいぶ複雑な起爆装置を使用していたようです。上空で起爆させるため、また32個の雷管を同時に起爆させるため、その他・・・ のために制御装置を搭載していました。
当時は、真空管しかなかった時代 です。サイズも大きく、消費弾力も多く、性能は非常に悪いものだったと思われます。しかし 今日は半導体の時代 です。劇的な進歩です。
サイズは桁違いに小さく、消費電力も桁違いに少なく、性能も圧倒的に高性能です。安く高性能なデジタル部品があふれている時代です。
たとえば・・・
今日のデジタル電子部品を使えば 1/1000万 秒間隔で、次々と起爆信号を発生させる回路などというものも 5,000円程度の部品で作れます。当時の真空管時代には、想像もできないようなことです。
実際に雷管を起爆するための大電流駆動回路を付けても、数万円程度で出来るのではないでしょうか?
また、今日の家電製品の多くには マイクロコンピュータ が組み込まれていますが、これらの価格は 数百円/個 程度です。こんな安物でも 1/100万 秒程度の高速で動きます。
ファットマン当時は、球体を32分割して、人力で必死に爆縮レンズの計算・設計 を行ったわけですが・・・
今日、球体を100分割したとしても、コンピュータを使用すれば問題なく計算できる でしょう。シミュレーションもできるでしょう。
さらに、今日のスラッパー型の雷管はフィルム状にも加工できるようですから、小型・高密度化して球体表面に100個配置することも問題なく可能だと思われます。
そしてさらに、今日の電子技術を使用すれば、これら100個の雷管を同時に、1/1000万 秒程度の誤差で起爆させることも可能だと思います。
ファットマン当時の3倍の密度で雷管を設け、正確に同時起爆させられれば、外殻の爆縮レンズの構造・設計(爆速の異なる爆薬を組み合わせ使用する)が大幅に簡単になると思われます。さらに 150〜200個と分割を増やせれば、外殻の爆縮レンズの構造そのものが不要となり、単なる爆薬の塊とすることも可能かもしれません。
電子機器の技術の進歩は、小型核兵器の実現を大幅に促進するでしょう。
◆内殻( 核物質、その他 )
内殻は外殻と異なり、能動的に機能するものではありません。単に押しつぶされるだけの、受動的な部分です。理論計算で構造が決められた、単なる塊です。理論計算が間違っていなければ、押しつぶされて自然に核爆発が起こるわけです。
(図はWikiより 左の茶色が外殻爆薬、赤い部分がプルトニウム)
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理論物理の世界はわかりませんが・・・ ファットマンなどの説明を見ると、内殻の主要な構造物はプッシャー(アルミ)、タンパー兼中性子反射体(ウラン)、プルトニウム、点火器となっています。どれも単なる塊です。
プッシャーは単なる緩衝材のような役割です。低密度のもの(爆薬)から高密度のもの(タンパー)へ衝撃波の受け渡し役のような、中間密度の材料です。
そのような機能的意味から考えるなら、単に中密度の物質があればよいわけで、ウランを加工してスポンジ状にでもして中間密度の材料とすれば、プッシャーとタンパーをある程度件用にできるようです。
今日でも、しばしば引用されるファットマンは、半世紀前の技術ものでしかありません。
当時は、やっと・・・ なんとか・・・ 作りあげたものでしかありません。
作るのがやっと・・・ だった時代の兵器です。
その後、多くの技術革新がなされた今日からみれば、アラだらけのはずです。
内殻構造を簡素化できれば、内殻のサイズは大幅に小さくできます。内殻が小さくなると、外殻も小さくなり、外殻爆薬の量もそれに応じて小さくできます。内殻を小さくできるということは、小型化には非常に大きな効果が期待できます。
内殻を小型化できれば、外殻は二乗的効果で軽量化できるようです。
◆その他 − 計測機器、各種電子機器、センサー など
戦後、半導体の登場により、電子技術は飛躍的な進歩を遂げました。その結果、高性能な計測機器が非常に低価格で入手できるようになりました。
核兵器開発に関係する 1/100万〜 1/1000万 秒程度の信号を測定できる装置でも10万円以下程度で入手できます。多機能のものでも 50〜100万円程度で入手できます。
そのほかにも、半世紀前は不可能だった、高性能なセンサーや、各種の電子機器が低価格で入手できます。これらも核開発のハードルを大きく下げます。
各種電子機器類の進歩は 開発コストと時間を大きく短縮するでしょう。
よくよく考えてみると
核兵器を開発するより、阻止することの方が 難しい???
そんな時代になってきているようです。
どこの国でも、やる気になれば できるかも???
【 その1 】 で書いた、爆薬の進歩と、内殻の小型化の相乗効果だけでも、当時のサイズの半分程度にはなるのではないか? と思われます。サイズが 1/2 になれば、重量は 1/5 以下程度になるでしょう。
これなら、北朝鮮のミサイルに 搭載できる一歩手前くらいかも???
もしかしたら 搭載できるか???
今日の一般技術を寄せ集めただけでも、上記程度には到達できそうです。
相手がローテク国家でも油断は禁物です。
今日では、基礎技術全体が大幅に進歩しています。
半世紀前の 難しいという常識は 捨てなければならないでしょう
日本は十分な備えが必要でしょう。
核を抑止できるものは、核しか無いでしょうね???
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日本3悪利権=パチンコ・サラ金・マスゴミ利権
[平均年収]NHK1600万円(非公開)
1位、朝日放送 1587万円 全業種でもトップつまり日本一
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こんな年収貰ってたら庶民感覚なく売国にも抵抗なく
「JAPANデビュー」などの偽造できるよね。
孫子の兵法などで敵国の物資を略奪して軍資金にするなどがある。
パチンコ・サラ金・カルト宗教のお布施・自治労乗っ取りして年金利用などがこれにあたる。
日教組の幹部が北朝鮮から勲章を授与される組織。
TBSは金平報道部長、朝日新聞は若宮啓文が朝鮮人。
毎日新聞は10年以上に変態記事配信。
広告業1位の電通は豊田会長が朝鮮人で韓国で工作表彰。
旧社民党・自治労・部落解放同盟・韓国民団・朝鮮総連・日教組→民主党国会乗取
「スイス政府民間防衛」「反日の実体」
「韓国は本当に反日か」「厳選韓国」
で検索して日本の現状を知って下さい
2009/6/9(火) 午後 3:37 [ 友愛(ポア)するぞ! ]
詳しい爆縮型原爆の開設、本当に勉強になりました。
たしかにプルトニウム使用の爆縮型原爆の比較対照としてよくファットマンは使われますね。
しかしよく考えれば半世紀以上前のもの。
比較するなら同程度の爆発威力を持った比較的新しい分裂反応弾ですよね。
超傑作!
2009/6/9(火) 午後 6:07
これみたら、ほんと作れそうです。
まさか・・・作ってないですよね?(笑)
確かに阻止するほうが難しい時代ですね。
傑作!!
2009/6/10(水) 午前 1:22
後ろの6時さん
核兵器保有国にとっては、爆縮型の核兵器はとても難しい・・・
という迷信・伝説をふりまいておいたほうが都合が良かったのでしょう、、タブン (^^;
でも現実は、【 半世紀前、当時は難しかった 】 というだけのようですね?
2009/6/10(水) 午前 10:37
Tackey/kan さん
今日では・・・
理工系の技術者ならこの程度のことは普通に理解できます。
一部のバカは除外しますが、、、(^^;
日本にも、サリンを作ってしまった連中もいたくらいですから。
そういう時代になってしまったんですね。
一つ間違うと大変なことになります。
2009/6/10(水) 午前 10:43
北朝鮮の核兵器を廃棄するなんて有り得ません。
ましてや核廃絶など絶対に無理です。
日本は核武装する以外に道はありません。
傑作
TB
2009/6/11(木) 午前 7:48
M-V ロケットに、外殻爆縮レンズの爆弾を搭載して、衛星軌道に投入後・・・ 北朝鮮上空で大気圏に突入自爆させてみるのも面白いかも???
2009/6/11(木) 午前 9:30
>ローテク国家の北朝鮮でさえ、二度目で成功ですから・・・
ってホント?
そもそもその前提が北の思うつぼなのでは?
専門家の中には失敗だった、あるいは核実験ではなかったといっている連中もいますw
http://blogs.yahoo.co.jp/shiraty5027/50022319.html
2009/6/15(月) 午後 2:56
核兵器はその構造を見ただけでも非常に単純です。
プルトニュウム作りのために、ウランを精製し、原子炉を作り、プルトニウムを抽出し、etc ・・・ これらのことのほうが難しいわけです。
それらを全て成し遂げてきた国が、最後の最も簡単な 【 核兵器として仕上げる 】 ということができないと考えるほうが無理があります。
2009/6/16(火) 午前 6:55