石破氏痛烈批判「なぜ有力者と会う！首相としての認識欠く」

　自民党の石破茂政調会長は２８日の記者会見で、米軍普天間飛行場の鹿児島県・徳之島移設案に絡み鳩山由紀夫首相が地元に影響力のある徳田虎雄元衆院議員と面会したことに関し「なぜ（現職首長ら）今の民意を反映している人に直接語りかけず、有力者に会うのか。首相としての認識を著しく欠く」と批判した。

　石破氏は「困ったら有力者に頼んでなんとかしようという考え方は、行政の長がやることでは絶対にない」と指摘。

　また首相が検察審査会に起訴相当と議決された小沢一郎民主党幹事長を続投させる考えを示したことには「国民の感覚を真っ向から否定し、挑戦するものだ」と語った。

[ 2010年04月28日 13:16 ]