よこはま・たそがれから４０年…五木ひろしが記念ツアー

満員のファンの前で４０年を振り返りながら熱唱する五木ひろし Photo By 提供写真

　大ヒット曲「よこはま・たそがれ」を歌ってから今年で４０年目を迎えた演歌歌手・五木ひろし（６２）が２８日、東京・渋谷区のＣ．Ｃ．Ｌｅｍｏｎホールで「五木ひろしコンサート〜よこはま・たそがれから４０年の熱唱〜」と銘打ったコンサートを開いた。

　この日は、全国４０カ所で予定されている４０周年記念ツアーの初日で、約２０００席の会場は満席。「こうして４０年も歌ってこられたのは皆さんの応援のお陰です」と感激のあいさつをして、自ら構成・演出を手がけたステージで、第１部はギターの弾き語りで、４月２８日発売のニュー・アルバム「ひろしとギター〜おしろい花〜」から「おまえとふたり」「おしどり」「汽笛」「ふりむけば日本海」「凍て鶴」、２部はバンド編成で「長良川艶歌」「細雪」「夜空」「ふるさと」「千曲川」「そして…めぐり逢い」「契り」「山河」「よこはま・たそがれ」、新曲「おしろい花」など全４２曲を熱唱した。

　４０年間にわたって歌ってきたヒット曲の数々を披露して最後まで客席を楽しませた五木は「おふくろを楽にさせてやりたくて頑張ってきました。他界して８年がたちましたが、応援してくださる皆さまに支えていただいてこの４０年、頑張ることができました。本当にありがとうございました。また次の５０年に向けて頑張っていきたいと思います」と話していた。

[ 2010年04月28日 17:55 ]