記事入力 : 2010/04/27 08:42:59
「キム・ヨナ株式会社」と朴智星独立の相違点
韓国スポーツ界のトップスター、キム・ヨナと朴智星(パク・チソン)。韓国最高のマーケティング力を持つ二人は、よく似ているようだが少し違う道を歩んできた。
朴智星はサッカー・ワールドカップ(W杯)ドイツ大会が終わった直後の2006年7月、所属していたFSコーポレーションに決別を宣言した。
朴智星側は当時、「FSコーポレーションに代理人契約を更新しない旨は伝えてあった。円満解決のため交渉を続けてきたが、決裂したため解約を告げた」と話していた。
その後、朴智星の父パク・ソンジョンさんが先頭に立ち設立したJSリミテッドが朴智星のマネジメントを手掛けることになった。JSリミテッドは朴智星個人を管理するための「株式会社・朴智星」だった。
キム・ヨナが自身のマネジメント会社であるIBスポーツとの契約終了に伴い独立を進めたのとは違い、朴智星は当時、FSコーポレーションとの契約期間が残っていた。朴智星は05年1月1日付でFSコーポレーションと2年契約を結び、06年末に契約が終わることになっていた。
朴智星側は契約違反による違約金を支払ってまで決別を決めた。もちろん、決別後は金銭的な問題を含め、激しい意見の対立があった。
FSコーポレーションは朴智星側の決別宣言に対し、「06年末までは朴智星のCM契約やインタビューなど、こちらに独占的な権限がある」と反発した。また、朴智星と所属チーム・マンチェスター・ユナイテッドの契約更新交渉権はFSコーポレーションにあることを強調した。
激しい攻防を繰り広げたFSコーポレーションは、契約違反に対し法的手続に踏み切った。だが、泥仕合になる可能性もあったこの問題は、双方が裁判所の和解調停を受け入れたことで円満に解決した。
ミン・チャンギ記者
スポーツ朝鮮/朝鮮日報日本語版
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) 2010 The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
- フィギュア:「キム・ヨナ株式会社」めぐり泥仕合?(上) 2010/04/24 08:47:53
- フィギュア:「キム・ヨナ株式会社」めぐり泥仕合?(下) 2010/04/24 08:47:57
- フィギュア:「真央のコーチにオーサー氏」説騒動の真相 2010/04/26 08:41:11
- フィギュア:「キム・ヨナ株式会社」多難なスタート 2010/04/27 08:42:19
- ACLサッカー:水原が首位通過、浦項2位=1次リーグ
2010/04/28 08:47:02
- 野球:SK門倉、早くも今季6勝 2010/04/28 08:46:06
- 野球:イ・スンヨプ3号ソロ、金泰均はマルチ安打 2010/04/28 08:45:09
- 「キム・ヨナ株式会社」と朴智星独立の相違点 2010/04/27 08:42:59
- フィギュア:「キム・ヨナ株式会社」多難なスタート 2010/04/27 08:42:19
- ショートトラック:渦中の李政洙、郭潤起が誤解解消
2010/04/27 08:22:07
- MLB:イ軍・秋信守、2試合連続マルチ安打 2010/04/27 08:21:06
- フィギュア:「真央のコーチにオーサー氏」説騒動の真相
2010/04/26 08:41:11
- サッカーW杯:北朝鮮の英雄「北とブラジルが16強」 2010/04/26 08:38:53
- 野球:観客動員数、93試合で100万人突破 2010/04/26 08:20:49