ショートトラック:渦中の李政洙、郭潤起が誤解解消

 談合をめぐる騒動で韓国スピードスケート界を震撼させたショートトラックの李政洙(イ・ジョンス)=檀国大=、郭潤起(クァク・ユンギ)=延世大=両選手が誤解を解消し、友情を取り戻した。

 両選手は26日、「李政洙の自宅で対面し、互いの誤解を解消して仲直りした」と発表した。

 両選手は24日、知り合いの協力で対面し、互いの誤解を解消したという。郭潤起は「今回の一件で友情がさらに深まった」と語った。

 一方の李政洙も、「今後さらによい友人関係を築くことになるだろう」と話した。

 李政洙は前日、郭潤起の自宅に泊まり、誤解を解消したという。

 両選手は、バンクーバー冬季五輪と世界選手権の出場をめぐり対立していた。

 李政洙は、バンクーバー五輪で金メダルを獲得したにもかかわらず、世界選手権で主種目に出場できなかったため、帰国後に「外部の圧力があった」と不満をあらわにした。このため、両選手との関係が悪化した。

 両選手はメディアを通じて舌戦を繰り広げ、ついには大韓スケート競技連盟による共同調査委員会から、1年以上の資格停止処分が勧告された。

 加えて、キム・ギフン元韓国代表監督は3年間の活動制限、チョン・ジェモク元韓国代表コーチは永久除名の勧告を受けている。

イ・ゴン記者

スポーツ朝鮮/朝鮮日報日本語版

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