GSカルテックス、廃棄物活用エネルギー事業に進出

 GSカルテックスが廃棄物を活用したエネルギーのリサイクル事業に進出する。

 GSカルテックスは、気体の一種であるプラズマを利用して廃棄物を処理する技術を持つアドプラテック社株の42%を98億ウォン(約8億3300万円)で取得し、経営権を確保した上で、会社名をGSプラテックに変更した。これは同社が26日に明らかにした。

 GSカルテックスが今回手にしたプラズマ技術は、摂氏1500度以上の高温で廃棄物を処理するもので、これまでの焼却炉に比べると、窒素酸化物やダイオキシンといった大気汚染物質の排出を10分の1以下に抑え、さらにエネルギーとして活用可能な合成ガスも生産できる。

 GSカルテックスの関係者は「この仕組みを活用して廃棄物100トンを処理すれば、1万世帯以上が1日使用できる10メガワット以上の電力を生産できる」と述べた。

李性勲(イ・ソンフン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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