LG化学、ボルボに電気自動車用バッテリー供給へ

 LG化学が、ボルボの電気自動車(EV)用バッテリー供給業者に選定された。

 LG化学は26日、「ボルボが推進している“未来型EVプログラム”に適応できるリチウムイオン・バッテリーの供給業者として、最終的に選ばれた」と発表した。これでLG化学は、米国(ゼネラルモーターズ〈GM〉)、韓国(現代・起亜自)、中国(長安汽車)に続き、ヨーロッパのEV用バッテリー市場にも本格的に進出することになった。

 LG化学の金盤石(キム・バンソク)副会長は、「今や米国、中国、ヨーロッパという世界3大自動車市場を事業基盤として構築することになった。今後は持続的な研究開発(R&D)投資と供給先の確保により、競合他社との格差をさらに広げ、世界第1位の座をしっかり固めていく。これに伴いLG化学は、今年400人余りの研究開発要員を採用するなど、次世代バッテリー関連のR&D分野に500億ウォン(約42億7000万円)以上を投資する方針だ。海外の人材採用も進める。

 金副会長は、今年で5年目となる米国での採用イベントに自ら出席している。

キム・ヒョンジン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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