錦湖タイヤ、朴三求会長中心に経営再建へ

 錦湖タイヤの経営正常化計画をめぐり、主要債権銀行の産業銀行とウリ銀行は、23日から24日にかけ、相次いで協議を行い、錦湖アシアナグループの朴三求(パク・サムグ)名誉会長を中心とする経営正常化に合意したことが、関係者の話で25日までに分かった。

 それによると、債権団は朴名誉会長に経営権を委ね、今後錦湖タイヤがワークアウト(銀行主導の経営再建)を完了した際に、同社の株式を優先的に買収できる権利を朴名誉会長に付与することにした。債権団は今後、株主ごとに比率に差を付けた減資、3800億ウォン(約320億円)規模の債権の出資転換、6000億ウォン(約510億円)規模の新規資金支援を行う。

 債権団関係者は「債権団内ではウリ銀行がいくつかの点で反対していたが、協議の結果、問題となった事項がすべて解決された」と説明した。

ペク・ジョンフン朝鮮経済i記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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