タマネギ価格急騰、1カ月で2倍に

日照不足で出荷遅れ

 タマネギの価格が1カ月で2倍に急騰し、史上最高値を付けている。

 新世界系列の大型スーパー「イーマート」が25日に明らかにしたところによると、今月に入り、タマネギの価格は8個入り(1.7キロ)が6500ウォン(約550円)台まで上昇、前月の2倍となったという。 

 史上最高水準の高値を記録した昨年3月(4580ウォン=約388円)と比べても4割高だ。

 今年初めから上昇し続けているタマネギの価格は、今月に入って急騰。ロッテマートでは、1袋(1.5キロ、25日基準)で5980ウォン(約506円)と、3日前に比べ1000ウォン(約85円)上昇した。

 このようにタマネギの価格が急騰しているのは、今月に入り日照不足の影響で、例年4月中旬から出回る新タマネギの本格出荷が遅れ、品薄状態になっているからだ。流通業界では、「来月初旬か中旬になれば価格が安定するのではないか」とみている。

キム・ソヒョン・朝鮮経済i記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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