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2009-05-01
ヘイトスピーチは犯罪である。犯罪者を見つけたら現行犯で逮捕しよう。
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ヘイトスピーチは犯罪である。
たまたま、それが日本の刑法に記されていなくても、外国人などのマイノリティーを差別し、恐怖におとしいれ、生存権を奪い、追放することを正当化するような言動は、犯罪である*1。
このことは、当ブログを読んでいるみなさんなら、説明するまでもない自明のことだろう。
では、ヘイトスピーチが目の前で行われようとしているとき、我々はそれを指をくわえて見ていていいのか。「平和的に」ヘイトスピーチ反対の声を上げているだけでいいのか。
否!
目の前でこのような重大な犯罪が行われているとき、全力でそれを阻止するのは、我々の責務である。それが日本の法律で犯罪とされていないのは、単に国家が怠慢であるか、ヘイトスピーチを内心で支持しているからである。だから、無能な警察権力にかわって犯罪者を逮捕するのは当然の市民的権利であり、日本国民の義務である*2。
ところが、埼玉県の蕨(わらび)市でおこなわれたヘイトスピーチ反対行動で、我々の仲間が2人逮捕された。犯罪を阻止しようとして、逆に警察に逮捕されたのだ。
誰が正義なのか。犯罪を阻止しようとした我々である。
誰が不正義なのか。犯罪を黙認し、助長している日本国家と警察権力である。
今回の行動で逮捕者を出したことで、さまざまな意見が飛び交っている。右翼・反動勢力からの声は、そもそも気にする必要はない。
しかし、残念ながら、ヘイトスピーチに反対する側からも、「やり方がまずかった」等の声が挙がっている。私自身も一時、そうした声に流されそうになったことを、ここで自己批判したい。
もう一度言おう。ヘイトスピーチは犯罪である。現行犯を見つけたら、それを実力で阻止するのは正義であり、当然の行為である。非難されるべきは、ヘイトスピーチを行なう右翼・排外主義者であり、それを容認し助長する日本国家・警察である。
犯罪を阻止するために逮捕された2人は、正義を行った勇気ある者たちだ! 我々の仲間をただちに釈放せよ!
<参考>
外国人排斥デモに反対する緊急行動のお知らせ - 訳者あとがきβ版
4月11日在特会デモという暴力について - lmnopqrstuの日記
外国人排除デモを排除します - media debugger
<追記>
ブコメへのお答えを、新エントリーで書きました。
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