福岡市の女性会社員の切断遺体が見つかった事件で、警察は、質店で換金された腕時計について、鑑定の結果、この女性のものと断定しました。さらに、質店に持ち込んだ男を別の窃盗事件で逮捕して詳しく事情を聴いています。

 警察は、腕時計を質店で換金した男を特定し、28日未明から署に同行して腕時計の入手ルートなどについて詳しく事情を聴いています。男は30代の派遣社員で、福岡市内に住んでいるということです。警察によると、福岡市博多区の会社員・諸賀礼子さん(32)が先月、行方不明になった後、諸賀さんが持っていた腕時計と同じ型の時計が福岡県内の質店に持ち込まれていました。その後の鑑定の結果、腕時計は諸賀さんのものと断定されました。警察は、この男が諸賀さんの事件についても何らかの事情を知っている可能性があるとみて詳しく話を聞く方針です。

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